悩み事を占いに相談する価値はどこにあるのか
これまでたくさんの占いを見てきました。そこで今思うのが、占いの価値とは何だろうということです。正直に言えば、本当に価値があるのかというもの、見方によっては詐欺ではないかとすら思えるものもあります。それでも、多くの人が占いを日々活用しています。いったい占いの価値とは何なのか、どうすれば価値のある占いを選ぶことがえきるのかを考えようと思います。
辛さや悲しさを脱するための指針になりえる
私が思う占いの価値の1つは見出しの通り、人生をより良くするための基準になるという点です。誰だって1度や2度くらいはたまらないくらいに辛い経験をしたことはあると思います。そのような時に自分1人でその悩みを乗り越えられればよいのですが、世の中そんなに強い人ばかりではありません。辛い状況に耐えきれず、涙する人も数多くいるはずです。
そのような時に力になってくれるのが占いです。自分1人の力ではどうしようもない状況を抜け出すためのヒントを与えてくれるのです。
占いだからこそ信じて前向きになれることがある
不思議なものです。これは頭が良いとか悪いとかそういったものではなく、時と場合、内容にもよるのでしょうが、占いから与えられた啓示に対して人はとても素直に受け入れることが少なくありません。それを悪用すれば催眠とか洗脳といったことになるのかもしれませんが、個人的にそれは本質的にポジティブなことであるように思います。
とにかく、辛い時、悲しい時、自分1人ではどうにもならないという苦しい状況に、一筋の光を見出してくれるのが占いの価値だと私は思います。下記記事にもありますように、これからを前向きに考えるためのヒントがもらえます。
しかし、占いに頼ってはいけない
ただ、そこで気をつけなくてはいけないのが、占いの内容を盲信してしまうことです。占いに書いてあったからこうしよう、次に何をすべきかわからないから占いに行こう、そんな風に占いに頼ってしまうのはよくありません。本ブログのタイトルにある占いジプシーがまさにそれです。上述した価値のない占いにひっかかる典型になりかねないからです。
自分でとことん考えることが前提
このブログでも何度か言及していますが、占いというのはあくまで自分の言動を改善するためのきっかけ、ツールです。一番大切なのは、占いの結果を受けて自分が何をやるのかということです。自分で課題や問題をとことん考えてそれでもわからないとか、自分なりにいろいろ考えたけれどどうしていいかわからないという状況こそ、占いを活用するべきときです。
そうでもないのに、毎週1回占いに相談してしまうとか、何かにつけて決断の際に頼ってしまうというのは決して正しい使い方だとは私はあまり思えません。
自分で考える力をつける
その際に役立つのが、考える力をつけることです。考えるというと誰だって出来て当たり前のように思えますが、実際にはそんなことはありません。ロジカルシンキングという方法もあるように、考えるというのは1つの立派なスキルなのです。
ですから、自分は考えることが苦手という人は一度考えることをトレーニングしてみることがおすすめです。具体的な方法については、下記のように役立つ情報がたくさんあります。ぜひ一度ご覧になってみることをおすすめします。

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占いの価値を最大限に活かす
このように、占いがなくとも自分にできることというのは実はたくさんあります。考え方の本がこんなにあるんだと驚いた方もいるのではないでしょうか。考え方以外にも、驚くようなテーマ・話題の書籍もあったりします。おそらく大抵のことは本屋さんでカバーできるのではないかと思います。
ですから、今の悩みが恋愛だったり、キャリアだったり、ファッションだったり、自分の性格だったりと様々あると思いますが、一度アマゾンなどで書籍を検索してみてはいかがでしょうか。そうすることで、きっと今の悩みを解決する可能性のあるヒントを手に入れることができるのではないかと思います。
そうして自分で勉強してみると、それまでよりも深く占いのアドバイスを理解できるのではないかと思います。「自分で学ぶ」という姿勢があってこそ占いの価値を最大化できるのです。そうしてこそ自分自身の成長というのも実現できるのだと思います。
自戒を込めて、私自身今後はしっかりと意識をしていこうと思います。