占いジプシー体験談

当たる電話占いを求めて東奔西走。使った額は約100万円。過去の記憶も引っ張り出しながら書いています。

「鬱屈精神科医、占いにすがる」-春日 武彦

下記にあるように、「鬱屈精神科医、占いにすがる」という書籍を読んでみました。 

鬱屈精神科医、占いにすがる

鬱屈精神科医、占いにすがる

 

著者の春日武彦さんという方は、著名な精神科医だそうで、本書以外にもたくさんの著作を出版されています。参考までにタイトルと出版社をいくつか挙げておきます。

  • 精神科医は腹の底で何を考えているか (幻冬舎新書)
  • 心という不思議 何をやっても癒されない (角川文庫)
  • 健全な肉体に狂気は宿る ――生きづらさの正体 (角川oneテーマ21)

 

どんな内容の書籍か?

では、この本について少し説明をします。タイトルをご覧いただくように、簡単に言ってしまえば、とある精神科医が占いに行って自身の過去、未来について考える、そんなお話です。多くがご自身の話であるようなのですが、あくまで小説であるということなので、多少はフィクションもあるのでしょう。

私たちの多くは精神科医=科学的な知見に基づいた立派な職業、占い師=科学的なエビデンスはなく、どことなく怪しい人、そんな風なイメージを持っているかと思います。この小説ではそんな世間から尊敬されている精神科医が、人生に悩んで怪しい占い師のもとへ導かれていく、そんなところに可笑しさがあるのでしょう。

私自身、このブログでいろいろと書いてきて、時に占いとはいったいなんなのだろうと思うことがありました。上記のように怪しく見られることも少なくない占いですが、対面占い・電話占いともに少なくないお金が多くの人によって投資されています。占いの魅力とはいったい何か、人はなぜそこに引き寄せられるのか、ぼんやりとそんなことを考えていました。この本にはその問いに対する答えを感じることができたように思います。

 

占いで救われる人々

私自身が感じたことは、ありきたりなことなのかもしれませんが、占いには確かに救いがあるということです。著者自身も全肯定しているわけではないようですが、精神科医の自分が占いという怪しいものに身を投じたことで、医学の中では見つけられなかった救い(に似ている事象)を感じられたと話されています。

多くのお金を投じる人たちも、占いによって確かに救われているのでしょう。それだけの価値があると感じているからこそ、占いへと足を運び、時に占い師の言葉に耳を傾けるのでしょう。とてもシンプルな話なのかもしれません。

人は何によって、誰によって救われるのか?

ただ、私はそこでいくつかの新たな疑問を感じます。はたして、その救いは占い師でなければ与えられないものだったのであろうか。占い師には本当に人の心を癒す、普通の人とは異なる超常的な力を持っているのだろうかということです。

つまり、占いによって救われたと思っている人たちは、もしかしたら、周りに親切な友人、家族がいれば、彼らとじっくり相談することで解決した問題ではないだろうかとも思うのです。いや、実際はそういった人たちに相談したうえで占いに頼ったのかもしれないので、何とも言えないのですが。

これは私のただの想像でしないのですが、占いに頼る多くの人たちは、周囲の知り合いへ相談することなく、真っ先に占いに直行してしまったのではないかと思うのです。そうなるほどに追い込まれていた、というわけではなく、単純に周りに相談できる人がいなかった、もしくは自分が抱える問題を過大評価してしまった結果として、真っ先に占いに駆け込んでしまった、そんな気がするのです。

 

人の話を丁寧に聞く人間になりたい

だから、何が言いたいのかというと言うと、単純に私は人の話を聞く人間でありたいと思うのです。もし上のような人がいたとしたら、彼らが占いに駆け込んでしまうこと、そこで大金を使ってしまうこと(それが悪いというわけではないですが)は、彼らが誰かに相談するか、誰かが彼らの話を聞くことで実はあっさりと解決する可能性があると思うのです。

わざわざ占い師さんなどという大仰な方々に頼らずとも。普段生活をしていて、なんだかそれくらい、誰かの話を真剣に聞くという人は少なくなっているんじゃないかなと、普段の生活をしていると、なんだかそんな気がします。大人になると、みんな意外と友人であっても、他の人の話を真剣に聞こうとしないですよね。それこそ勝手な思い込みかもしれませんが。

 

 

いろいろと書きましたが、個人的には読めてよかったし、改めて読み直したい本だとも思います。占いに興味のある方こそ、一読してみると、いろいろと考えることがあるんじゃないかなと思います。

ちなみに本ブログでは、さまざまな占い師さんを紹介しています。下記記事で詳しく紹介していますので、ぜひ気になる方に鑑定をしてもらってはいかがでしょう。

loveuranai.hatenablog.com

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以上、お読みいただきありがとうございました。